国際経済システムIIでの北岡 元先生の講義はよかった

26 01 2009

仕事に役立つインテリジェンス6年くらい前、あなたはスペシャリストになりたいか、ジェネラリストになりたいかみたいなことを聞かれた気がする。就職活動のとき?かもしれない。

そのころの自分にはわからなかったが、いまはジェネラリストになりたいと思うし、いまではナンセンスな質問になっているのかもしれない。

 

SDMに入学したばかりのとき、SDMの方針ではこれまでのT型人間から、π型人間の育成を目指すと先生がおっしゃっていたと思う。SDMのカリキュラムもそうなっていると思う。

昨年、国連大学の環境学のサマースクールに参加したときも、似たようなことを元国連大学副学長の安井先生が言われていた。つまり、複数の専門性をもつべきだというお話だ。

 

私は、考え方としては、専門性なんて持たない方がよいと思っている。

以下のその根拠となる私の考えである。

 

  • 専門家になると、必要以上にコミットメントが働いてしまうからだ
  • 専門家になると、自分の専門以外の仕事に苦手意識ができるからだ
  • 専門家になると、上記の理由で専門以外のことをやらずに専門以外のことで能力が上がらないからだ
  • 専門家になると、そのうち本当に専門以外のことができなくなってしまうかもしれないからだ

 

ところで、政治経済学者 Daron Acemoglu の2008年危機に関する論文をみんなで邦訳しよう!というwikiがある。

この論文はなんと1000ページ近くあるらしい。

Acemoglu公式翻訳プロジェクト

その要約を以下に引用する。

 

今回の危機において、経済学はいくつかあやまりを犯した。一つは、景気の波が平準化されてきたことを見て、もうあまり大きな危機は起きないような気分になっていたこと。二番目は、先進国で市場を機能させている制度をきちんと考えなかったこと(途上国の制度についてはあれこれ論じていたのに!)、第三に、古参企業は自分の評判を気にするから無茶はするまいとたかをくくっていたこと。これは謙虚に受け止めるべきだし、またこれをネタに経済学が発展する余地もあるだろう。
 しかし現状に対応するために経済学が与えられる教訓もある。まず、目下の一時的なGDP損失(たかだか数パーセント)より、長期的な経済成長鈍化のほうが影響は大きい。それを防ぐためには、イノベーションを促進し、それが可能な産業に資源をふりむけ(自動車や金融にいる人材を別の産業へ!)、そして政治経済環境が既得権益でそれを阻害しないようにすることだ。
 だがこういう議論は、いまの危機対応でまったく行われていない。景気後退で、イノベーションが起きる分野(新エネルギーなど)の発展も阻害されかねない。これは景気刺激パッケージで多少は何とかなるかもしれない。だがもっと深刻なのは、資本主義への不信で、自由市場を否定する産業国有化などの動きも再発しかねないこと。いまの救済パッケージは既得権温存と見られかねないものだし。そうした動きでイノベーションが阻害され、経済発展が阻害されるのがいちばん怖い。だから経済学者は、イノベーションと経済発展の重要性を、いまの救済措置の段階で強く訴えよう。

 

 

ネガティブに専門性を高めると、優秀でもこの再分配に値する労働者になれないと私は思う。

 

 

 

 

と、いろいろ書いたけど、上記の文章は自分の考えをサポートする都合のよいフィルターにかけている、かなり個人的な考えだ。

「専門家になってはいけない」という私の考えは、実は、単に自分は記憶力が悪く専門家になりにくいからだ。

それを肯定するために、「専門家になってはいけない」理由を自然とみつけてしまう。

ただ、自分にとっては自分をポジティブにとらえられる情報のなので、悪いとは思っていない。

 

根拠のところで書いているのは実は、「専門性にとらわれてはいけない」という表現が正しいのだけど、

これだと自分としては弱すぎるし、記憶力が弱いことの弁護にならないから、「専門家になってはいけない」と書いている。都合がいい。

 

こういったフィルターに関しては、SDMの講義、国際経済システムIIでの北岡 元先生の講義を聞いてようやく認識できた。

つまり、自分の考えはあくまで自分の考えでバイアスがかかっていること、そして、それに気がつきにくいこと。

SDMではこういったことに気づかされる場面が多いと思う。それに気づかせていただいたことだけで、感謝したい。

 

文章整理されてなくてすみません。





就職活動中のひとに読んでほしい記事その2 前回の就職氷河期

9 01 2009

今年が氷河期になるという前提で書いてしまうけど、、、

 

前回の氷河期で大企業にはいれた人はすごいのだとは思う。

しかし、私のように中小に入った人間が損をしたかといえば、そういうことでもないと思っている。特に、最近、そう思う。

中小のひとは、一般論ではないかもしれないけど、なんでもできると思っている。なんでもできないといけないところがあるし、

なんでもやらされる。

業務の最初から最後まで追えるし、自分じゃない担当者だったら、ちがった成果になっているのは間違いないといえる

プロジェクトが多い。

プロジェクトは基本、有名でない。有名であってもそれを公にはできない。大手から外注されているから。

 

ベンチャー企業と超大企業の違いについて、かいあるブログを見つけたので、記す。

就職活動をする人に送る、独断と偏見と経験による超大企業と超未上場ベンチャー企業の違い

http://v.japan.cnet.com/blog/murakami/2009/01/07/entry_27019224/

 

私のいた中小企業は、ここでいうベンチャーに近い。

大企業については、実際どうなのか知らないのでコメントできないが。

 

要は、就職活動がうまくいかなくても、悲観的になる必要はないということ。

ようは、会社に入ってから何を学ぶかということ。

ただ、おおざっぱな業種は世界の先をみて、選んだ方がいいかも。





イノベーションのジレンマとは違うかもしれないけど

15 12 2008

ビジネスの難しさについて、よくわかる事例を書いた記事を見つけました。

株式上場って、企業にとってよい選択なのだろうかとたまに思います。

利益至上主義になってしまうんですよね。

 

だから問題はコミュニケーションにあるんだよ by com-lab

「なぜスタバはダメになったのか」

http://d.hatena.ne.jp/atutake/20081211/1228970548





最近読んだ本

1 12 2008

対象のモデル化でエッセンスを落としてしまってるんじゃないかとか心を悩ませつつ
月曜日の夜をお過ごしの皆様方に、
少し長すぎますが、最近読んだ本からの引用を一つ。
※2小節ルールみたいなのが小説にもあるなら、だれか削除してください。

詩人は混沌と無政府主義を愛し、地下鉄を愛さない。
と主張する知人に反論しての主人公の台詞です。

「人が素朴な弓で遠くの鳥を射当てるとき、われわれは叙事詩的と感ずる。
それなら、人が素朴な機械で遠くの駅にたどり着くのも、叙事詩的なんじゃないかね?
混沌は退屈だ。
なぜなら、混沌の中でなら汽車はどこにだって行ける-ベイカー街にでもバグダッドにでも。
しかし、人間は魔術師であって、人間の魔術はすべてこの点にある。
すなわち、彼がヴィクトリアといえば、見たまえ、ヴィクトリアに着くんだ!」

1908年のイギリス小説「木曜日だった男」からの抜粋です。
「ボートの三人男」とか好きな人は好きだと思うので、
難しい本の合間にでもどうぞ。





フレームワーク

27 11 2008

Livedoorのディレクターたちが運営するブログでフレームワークを取り上げていた。

社会人なら押さえておきたいフレームワーク思考

 

勝間和代さんが本をだしているが、SDMはさらに深いところに行こうとしているし、行かなくてはならない。

この研究科のシンボルでよくでてくるキーワードは、

Vモデル、MECE、グループワーク、社会システム、コミュニケーション、リーダーシップ

などがあるが、私個人としては、一番掘り下げなくてはならないテーマはフレームワークだと思っている。

先週の「システムアーキテクチャーとデザイン」で白坂先生がみせたものがそれだと思う。

 

本で出ているものなら、本を読めばいい。

さらに、そのうえをつかみたいと思う、今日この頃である。





google 世界を変えるアイデアにエントリー!

26 11 2008

 ALPSのプレゼン中に少し触れましたが、C2チームは、、、なんと、、google 世界を変えるアイデアにエントリーしてしまいました。勢いで、いっときました!(^^) アイデア名は『Honey Reminder』です。内容を一言で言うと、高齢者の方が『多機能ペットロボット:Honey Reminder』を活用することで、末永く幸せに暮らせるようになるというものです。話せばながーーいので、イメージはgoogleに提出したyoutubeをごらんください。

5位以内に入れば、約10億5,000万円の資金を提供です。うふっ。。
でも、資金はアイデアを実現する企業に提供なので、直接もらえる訳ではありません。名誉と満足感がもらえるといったところですね。社会貢献も重視しているSDMらしい試みに挑戦したと思っています。
応募は既に締め切ってまして、世界各国から10万件を超えるアイデアが集まったそうです。勢いのある会社はすごいですね~。結構長文を何個も書いたので、なかなか大変でしたが、みんなで協力して満足できる仕上がりで提出できました。youtube動画は若干ゆる~い内容ですが、文章はきっちりロジカルに書いてます。1/27の1次発表が楽しみです。それまで、C2チームは大きな夢を見ています。なんだか子供の頃に経験したワクワク感で一杯です(^^)

5位が選出される過程は以下のとおりです。
(1)google社員の選考により100位が決定します。
(2)100位のアイデアが公開されるので、一般の方のメール投稿により20位が選ばれます。
(3)google社員により5位が決定します。

 もしも、100位に選出されれば、提出文章にSDMの名前も記述しているため、SDMの認知度が高まると思います。この辺りにも貢献できたらうれしいですね。まずは、1000分の1に入れることを祈ってます。もしも、入れた場合は、投票もお願いしますね(笑)

 





すばらしい贅沢

18 11 2008

学校からの帰りに人だかりができていて、携帯で写真をとる人たちがいました。

カメラを向けてる先をみたら、私も思わず撮ってしまいました。

 

壁画

壁画

 

 

岡本太郎はほんとうにすばらしい。