The Chart ChooserのSDM的手法の図が欲しい!

29 01 2009

どういうときに、どういうグラフを使用するべきかを示した図です。わかりやすいです。

 

The chart chooser

ここまでとはいかないまでも、SDMでの手法やその他の手法も含めて、こういうものが必要なのではないでしょうか?





国際経済システムIIでの北岡 元先生の講義はよかった

26 01 2009

仕事に役立つインテリジェンス6年くらい前、あなたはスペシャリストになりたいか、ジェネラリストになりたいかみたいなことを聞かれた気がする。就職活動のとき?かもしれない。

そのころの自分にはわからなかったが、いまはジェネラリストになりたいと思うし、いまではナンセンスな質問になっているのかもしれない。

 

SDMに入学したばかりのとき、SDMの方針ではこれまでのT型人間から、π型人間の育成を目指すと先生がおっしゃっていたと思う。SDMのカリキュラムもそうなっていると思う。

昨年、国連大学の環境学のサマースクールに参加したときも、似たようなことを元国連大学副学長の安井先生が言われていた。つまり、複数の専門性をもつべきだというお話だ。

 

私は、考え方としては、専門性なんて持たない方がよいと思っている。

以下のその根拠となる私の考えである。

 

  • 専門家になると、必要以上にコミットメントが働いてしまうからだ
  • 専門家になると、自分の専門以外の仕事に苦手意識ができるからだ
  • 専門家になると、上記の理由で専門以外のことをやらずに専門以外のことで能力が上がらないからだ
  • 専門家になると、そのうち本当に専門以外のことができなくなってしまうかもしれないからだ

 

ところで、政治経済学者 Daron Acemoglu の2008年危機に関する論文をみんなで邦訳しよう!というwikiがある。

この論文はなんと1000ページ近くあるらしい。

Acemoglu公式翻訳プロジェクト

その要約を以下に引用する。

 

今回の危機において、経済学はいくつかあやまりを犯した。一つは、景気の波が平準化されてきたことを見て、もうあまり大きな危機は起きないような気分になっていたこと。二番目は、先進国で市場を機能させている制度をきちんと考えなかったこと(途上国の制度についてはあれこれ論じていたのに!)、第三に、古参企業は自分の評判を気にするから無茶はするまいとたかをくくっていたこと。これは謙虚に受け止めるべきだし、またこれをネタに経済学が発展する余地もあるだろう。
 しかし現状に対応するために経済学が与えられる教訓もある。まず、目下の一時的なGDP損失(たかだか数パーセント)より、長期的な経済成長鈍化のほうが影響は大きい。それを防ぐためには、イノベーションを促進し、それが可能な産業に資源をふりむけ(自動車や金融にいる人材を別の産業へ!)、そして政治経済環境が既得権益でそれを阻害しないようにすることだ。
 だがこういう議論は、いまの危機対応でまったく行われていない。景気後退で、イノベーションが起きる分野(新エネルギーなど)の発展も阻害されかねない。これは景気刺激パッケージで多少は何とかなるかもしれない。だがもっと深刻なのは、資本主義への不信で、自由市場を否定する産業国有化などの動きも再発しかねないこと。いまの救済パッケージは既得権温存と見られかねないものだし。そうした動きでイノベーションが阻害され、経済発展が阻害されるのがいちばん怖い。だから経済学者は、イノベーションと経済発展の重要性を、いまの救済措置の段階で強く訴えよう。

 

 

ネガティブに専門性を高めると、優秀でもこの再分配に値する労働者になれないと私は思う。

 

 

 

 

と、いろいろ書いたけど、上記の文章は自分の考えをサポートする都合のよいフィルターにかけている、かなり個人的な考えだ。

「専門家になってはいけない」という私の考えは、実は、単に自分は記憶力が悪く専門家になりにくいからだ。

それを肯定するために、「専門家になってはいけない」理由を自然とみつけてしまう。

ただ、自分にとっては自分をポジティブにとらえられる情報のなので、悪いとは思っていない。

 

根拠のところで書いているのは実は、「専門性にとらわれてはいけない」という表現が正しいのだけど、

これだと自分としては弱すぎるし、記憶力が弱いことの弁護にならないから、「専門家になってはいけない」と書いている。都合がいい。

 

こういったフィルターに関しては、SDMの講義、国際経済システムIIでの北岡 元先生の講義を聞いてようやく認識できた。

つまり、自分の考えはあくまで自分の考えでバイアスがかかっていること、そして、それに気がつきにくいこと。

SDMではこういったことに気づかされる場面が多いと思う。それに気づかせていただいたことだけで、感謝したい。

 

文章整理されてなくてすみません。





教授からのメッセージ

21 01 2009

九州大学の中山 敬一教授が研究者や学生など研究に携わる人々の問いに答えている。

 

教授からのメッセージ

 

研究者を志そうかどうしようか迷っている私のような学生には有益な情報の数々。

異論反論はありそうだが、じっくり読みたい。

 







slide:ology

21 01 2009

アル・ゴアのプレゼン資料を手がけたことで有名になった

Nancy Duarteさんのスライドについてのみ書いた本が図書館に届いた。さっそく借りた。

slideology

副題がすごい。SCIENCEって言っちゃってる。

THE ART AND SCIENCE OF CREATING GREAT PRESENTATION

思ったとおり、参考になりそう。

特に、Abstruct Coceptsみたいなよいテンプレート集がほしかったので手元に置きたい。

やっぱ買お!

 

Presentation Ecosystemの図もすごくいい。





sonyのハンディカムのサイトはいまの時代のCMだ。

18 01 2009

アートとして素晴らしい広告はよくある。

海外のものはとくに。ただ、それが購買欲につながるかどうかは正直微妙な気がしていた。

 

広告に必要なのはアートではない。

アイデアとそれを具体化するアーキテクティングにあるんだと思う。

sonyのハンディカムのスペシャルサイトはすごい。

消費者心理をついている。

時間は経過し、取り戻せないこと、いま買わないとチャンスを逃すこと、チャンスを逃すと損をすることを

リアルに体験させ、チャンスを逃し後悔するイメージを植え付けている。

 

sonyのハンディカムのスペシャルサイト

 

機能的だ!

 

子供いたら買っちゃうな。このサイトみると。

TVCMじゃこれが表現できなかった。いまの時代のCMだ。





3R リユース リデュース リサイクル

16 01 2009

バイト先の友人が困っていた。

冷蔵庫処分するのに、送料とかリサイクル料金などで6千円もかかるという。

 

家電リサイクル法は、世界的にみて成功したリサイクル法である。

メーカーは、この法律によって、出荷した製品が返ってくることで、

これまで得られなかった製品がどう使われたかなどの情報を得ることができるようになった。

製品設計におおきな影響を与えたらしい。

 

環境にお金を払うなど、欧米だとなかなかむずかしいらしい。

とはいえ、本当は、冷蔵庫処分するのに6千円も払いたくないのである。

 

「冷蔵庫ほしいひといるよ」と安請け合いしたら、

あてにしてた人は、ちょっと前に買ったらしい。

やばい、安請け合いだったかなとあせった。

 

けど、研究科の学生にメールを流したら、ものすごいはやくほしいという人がみつかった。

何人も。

何台あるの?とも聞かれた。

 

私も冷蔵庫は2回くらいかったことがある。

買い替えではない。一時的に必要で、一時的にすごくいらないのである。

 

ところで、古い車はどこへいったのだろうか。

アジア経済研究所の方の本のなかに、不法に輸出された車が鉄の資源になって、

バングラディシュの建物の建材になっている例をを紹介されていた。

鉄は不純物があっても、ある程度用途があるので、リサイクルしやすいらしい。

 

リサイクルとリユースとどっちがいいんだろうか。

使用エネルギーの観点から言えば、

エアコンは、トップランナー制度のかいあって、昔のものにくらべて省エネらしい。

買い替えを促進しているようにも感じる。冷蔵庫もそうだっけ?

 

今回の冷蔵庫は、10年前くらいのものらしい。

もったいないの精神からいえば、直観的には、リユースしたほうがもったいなくないし、

リサイクル料金6千円はもったいない。

貰い手を探したのも、6千円もはらうなんてもったいないと思ったからだ。

 

ところで、2年前くらいにipod shuffleを買った。

最初は満足してたけど、やっぱり曲名がでないのがいやで、

最近、ipod touchを買った。

 

ipod shuffleが1年くらい家で眠っている。

 

もったいないからプレゼントします。

曲名はでないけど、1GBまで音楽がはいるし。

ほしいひとは佐伯までご連絡ください。





TVCMみたいにLOADINGCMがあったらおもしろい

14 01 2009

ロード中のアニメーションをまとめた以下のサイトがかなり爽快だ

Pretty Loaded

 

ロード時間というのは、やっかいだ。

Google EarthやGoogle Mapなどの地図のサービスはこのロード時間をシームレスにみせる方法で

ユーザに待ち時間を感じさせないよう工夫している。

どんないいサービスでも、ユーザをいらいらさせてしまうと、かなり減点されてしまうけど、

これだけ爽快だと、いいCMをみたような。

 

TVCMみたいに、WEBサービスのロード時間に合わせた5秒くらいのLOADINGCMがあれば、おもしろいような気がする。

いろんなサイトのロード時間にコカコーラのLOADINGCMがでるとか。

いろいろむずかしそうだけど。。。





日本の将来はどうなるんだろうか

12 01 2009

日本の将来はどうなっているんだろうか。

どういった業界、産業が伸びるのだろうか。

 

どこかの報告で、サービス業が伸びるということだったと記憶しているけど、いったいどんなサービスなんだろうか。

日本の場合は、高齢者社会がキーワードなんだろう

 

そういう意味で今年のSDMのALPSのテーマが「シニアライフを豊かにするサービス・プロダクト」というのは、すばらしい選定だと思う。

でもこれも高齢者がたくさんお金を持っている(貯金している)ことが前提だよなぁと思う。

 

高齢者の貯金を当てにするようじゃ、日本は経済成長しそうにない気がする。

やっぱり、豊かさの指標を一人当たりのGDPでみる時代は先進国においては、終わったんじゃないだろうか。

 

SDMのALPSにご興味のある方は、「慶應大学 システムデザイン・マネジメント研究科」で検索してください。

社会人にとっても、4年生卒業後の大学院としても、お勧めの大学院だと思う。

研究だけじゃなく、社会で戦う実戦的な能力をつけたいと思う方は、ぜひ。





就職活動をしている人に読んでほしい記事その3 外資系

12 01 2009

就活生向けの記事を紹介すると、アクセスがよいので紹介してしまうけど

こんな記事があった。

外資系ご希望の就活生のみなさま

 

記事を読むと外資系のメリットは英語でビジネスをするので、

いざというとき、国外にでやすいことかなぁと思った。

 

しかし、日本企業もこの記事のいうところの外資系に近づいて行っていると思う。

私のいた会社は退職金制度がなくなったし、厚生年金基金も脱会したし、マネージャーを中途でとることが多くなった。

終身雇用制度も維持できなくなっていくんだろう。

 

お給料の面だと、ほんとに業界に左右されると思う。

ボーナスとかだと、以下の順番で決まってくると思う。

業界の儲け

会社の儲け

所属部署の儲け

個人の貢献度

 

自分でたくさん仕事を取ってこれる営業マンとかじゃないと、上の順番が当てはまるのではないだろうか。

 

では、いま調子がいい企業はどこか?

ユニクロ、吉野家?

低価格で日本市場に特化したところか。

 

これから儲かりそうな業界ってどこだろうか?

2050年など、未来の産業比率の予測がいろんなところ(野村総研とか、環境研とか)からでている。

ただ、こういうところは自分の組織にとってよい結果しか発表しないだろうから、全部集めたら何かわかるかもしれない。

誰か紹介してくれないかなぁ。





就職活動中のひとに読んでほしい記事その2 前回の就職氷河期

9 01 2009

今年が氷河期になるという前提で書いてしまうけど、、、

 

前回の氷河期で大企業にはいれた人はすごいのだとは思う。

しかし、私のように中小に入った人間が損をしたかといえば、そういうことでもないと思っている。特に、最近、そう思う。

中小のひとは、一般論ではないかもしれないけど、なんでもできると思っている。なんでもできないといけないところがあるし、

なんでもやらされる。

業務の最初から最後まで追えるし、自分じゃない担当者だったら、ちがった成果になっているのは間違いないといえる

プロジェクトが多い。

プロジェクトは基本、有名でない。有名であってもそれを公にはできない。大手から外注されているから。

 

ベンチャー企業と超大企業の違いについて、かいあるブログを見つけたので、記す。

就職活動をする人に送る、独断と偏見と経験による超大企業と超未上場ベンチャー企業の違い

http://v.japan.cnet.com/blog/murakami/2009/01/07/entry_27019224/

 

私のいた中小企業は、ここでいうベンチャーに近い。

大企業については、実際どうなのか知らないのでコメントできないが。

 

要は、就職活動がうまくいかなくても、悲観的になる必要はないということ。

ようは、会社に入ってから何を学ぶかということ。

ただ、おおざっぱな業種は世界の先をみて、選んだ方がいいかも。